【標語】2025年2月の標語
「 祈りの家」(イザヤ書56章7節)
祈りは神との対話、神との交わりです。祈りにおいて私たちは、喜びや嘆き、感謝や願いなど、何でも包み隠さず神に話し、また神が私たちに語りかけておられることを聞きます。一人で祈ることもできますが、他の人と共に祈ることもできます。教会は、共に祈る共同体であり、「祈りの家」であると言えます。
イザヤ書56章は、異邦人に対する救いをテーマにしています。旧約において、神はイスラエル民族の神として描かれることが多いのですが、この箇所は違います。異邦人が、主なる神を愛し、神と人間との契約を守るなら、「わたしの祈りの家」に受け入れ、「わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる」と主は言われるのです。
祈りの家である教会は、すべての人々に開かれています。国籍や民族、言語、性別、年齢、職業など、すべての違いを乗り越えて、共に祈りを献げることのできる空間であるようにと願います。