2020年 10月「キリストの運び手 」
(イザヤ書6章8節)
10月 の 標 語
「誰を遣わすべきか…。」命じたり、頼んでいるわけでもない、何気なくつぶやいたような神様のひと言。この声を聞いたイザヤが「私を遣わしてください」と、思わず言ってしまった。まさかこれが預言者人生の始めになろうとは― 「イザヤの召命」という場面ですが、「召命」と聞くと、特別な人に起きる遠いことに思えます。しかし、何気ない言葉のやり取りや、ふとしたことからの出会いがきっかけになって、人生の方向転換が起きていくことは誰もが経験します。そして、そんなやり取りや出会いに、じつは神様が働きかけていたりする… 。
時には、こんなこともあるかもしれません。「誰かいないかな」と、「キリストの恵み」を運んでくれる人を探すのです。神様はいつだって、そしていつの間にか、誰かに目をとめている… 。
そんな神様に「ハイッ」と、思わず手をあげて応えている生徒=聖徒でありたいものです。