(2024年12月の標語)
「 光の中を歩み 」
(イザヤ書2章5節)
今年も待降節、アドベントを迎えました。待降節は、クリスマスの準備をする季節であると同時に、この世の終わりの日にキリストがこの世に再び来られることを待ち望む季節でもあります。
終わりの日、この世界に完全な神の国が実現することが聖書に預言されています。それは遠い未来のことではありません。二千年余り前、神の御子キリストがこの世に来られた時から、神の国はこの世界に実現し始め、徐々に押し広げられ、終わりの日に完成されます。ですから私たちは今、終末を生きているのです。
「さあ、主の光の中を歩もう」。終わりの日に世界に満ちあふれるであろう主の光、今はまだキリストによって示される小さな希望の光であると言えます。暴力と搾取が横行する現代の世界は、暗闇のように思えることもあります。ですがキリストの光は、確かにそこにあるのです。主の再臨を待ち望み、希望をランプのように掲げて歩みましょう。