(2024年 7月の標語)

「 神の言葉に導かれ 二 」

(詩編119編105節)

  6月は旧約聖書「詩編」の言葉を読み、歌い、ともに祈りへと導かれてきました。そして旧約聖書を神の言葉として聞いた人々は、父なる神が遣わした神の子イエス=キリストが宣べ伝える声を聴くのです。

  時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい》(マルコ1章15節)。

  この言葉をもって、弟子たちとともに各地を巡り、ガリラヤからエルサレムへと向かう旅が始まりました。新約聖書は、この旅と、その先にある十字架と復活を通して語られた、イエス様の言葉を集めた証言集なのです。

  人をいやしたり、救い上げた言葉。理解されなかったり、届かなかった言葉。語られなかったけれども、今私たちに聴こえてくる言葉…。

  今月は6月の「詩編」に続いて、福音書のイエス様の言葉に耳を傾けてまいりましょう。

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