2021年 5月「 仕え合う群れ」
(ヨハネによる福音書13章14節)
5月 の 標 語
イエス様の復活≠ヘ、弟子たちを再起≠ウせました。逃げまどい、バラバラになっていた彼らが、教会を生み出す群れ≠ニなっていったのです。その弟子たちの心に、いつも響いている言葉がありました― 「互いに足を洗い合いなさい」。有名な「洗足」の場面で語られたこの言葉。イエス様は十字架にかけられる直前、「最後の晩餐」の席で、身をもって示されたのです。「互いに足を洗い合うように、仕え合いなさい」と。仕えるために来て、命までささげたイエス様。弟子たちは「仕え合う」生き方を目の当たりにし、やがて、新しい群れ≠ヨと変えていったのです。
イエス様が命をささげて示した「仕え合う愛」。その願いが弟子たちに宿り、教会が生まれました。「仕え合う群れ」は、「少しずつ持ち寄り分かち合う」初代教会の原風景であり、私たちの目指す姿でもあります。
ペンテコステに吹いた聖霊・神様の風は、今も私たちに吹き続けています。