7月の標語
「 神の言葉に導かれ 二 」
(詩編119編105節)
6月は旧約聖書「詩編」の言葉を読み、歌い、ともに祈りへと導かれてきました。そして旧約聖書を神の言葉として聞いた人々は、父なる神が遣わした神の子イエス=キリストが宣べ伝える声を聴くのです。
《時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい》(マルコ1章15節)。
この言葉をもって、弟子たちとともに各地を巡り、ガリラヤからエルサレムへと向かう旅が始まりました。新約聖書は、この旅と、その先にある十字架と復活を通して語られた、イエス様の言葉を集めた証言集なのです。
人をいやしたり、救い上げた言葉。理解されなかったり、届かなかった言葉。語られなかったけれども、今私たちに聴こえてくる言葉…。
今月は6月の「詩編」に続いて、福音書のイエス様の言葉に耳を傾けてまいりましょう。